わたしと先生の幻獣診療録」がおもしろい!

魔術師の家系に生まれた少女:ツィスカと

獣医師のニコが消えゆく幻獣たちの命を救うため

科学の力と魔術の力を使い助けていく物語が面白い(*´▽`*)

 

現在4巻まで刊行中です

※ネタバレあり

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あらすじ


人々がまじないの術を忘れ科学の光が世界を照らし始めた時代

幻獣たちは消えゆくのを持つのみとなっていた

そんな中、魔術師の家系に生まれた少女:ツィスカは獣医師:ニコの元で

自分の力が命を救えると信じて魔力の使い道を探していた

消えゆく幻獣たちを救う少女と先生の物語


 

幻獣を救う少女と先生

幻獣を救う魔術師の少女:ツィスカと獣医師のニコの

幻獣の命を救う物語が面白い

 

科学が栄え始め魔術が忘れられ始め

信じてない者には魔術の薬は効かず

幻獣たちは見えなくなった時代だとニコに言われたツィスカ

 

ツィスカは魔術で薬を作り森の中に入り

怪我を負った竜の元に

足にある円く抉られたような傷の具合を見るが

 

薬を塗っているのに三日前から何も変化が起きていなかった

ツィスカは母に言われていた

私たち魔術師には他の人が忘れてしまったものたちが見える・・・」

「だから そういう仔たちを助けるのもあなたの使命よ」

 

言葉を胸に竜の子供を助けようとする

母直伝の塗り薬を取り出し

人間はもう みんな信じてくれないけど・・・」

「ママの薬は本物なんだ」

 

どこか悲しそうな顔をしながら

薬を傷口に塗っていくツィスカ

ただの刺し傷のように見えるのに

 

どうして治らないのか悩みながら包帯を巻く

眠りにつく竜を見て

だんだん寝てる頻度が増えてきてると感じるツィスカ

 

早く快くなってね」

言葉を残し帰路につく───。

ニコの診療所の窓から森も心配そうな顔で見つめるツィスカ

 

昨日は近づいても目を覚まさなかった竜が心配で仕方なかった

ツィスカの様子を見ていたニコが

そんなに気になるなら今日はもう上がっていいぞ」

 

ツィスカは一秒でも早く竜の元へ行こうと走り出す

息を切らしながら目的の場所にたどり着くと

衰弱し身体に鱗のような物まで出来ていた

 

どんどん酷くなっていく竜に

自分の力が足りないからと

泣きながら竜に謝るツィスカ

 

なんで黙ってた・・・」

背後にニコが立っていた

せ せんせ・・・」

 

涙目で呆気に取られているツィスカに

退きな」

横に移動させ竜の様態を見ていくニコ

 

ツィスカに傷跡をきちんと確認したかを聞く

えっと・・・棒で刺したような小さな傷が・・・」

言うツィスカに傷跡を見せながら

 

銃創だよ 鹿狩りに巻き込まれたんだ」

しかも弾は貫通していなく体内に残ったままで

中毒を起こして、こんな状態になっていると教える

 

体内に残ってる弾を取り出すために外科手術が必要だと伝えると

は、はい!」

勢いよく立ち上がるツィスカに

 

はい、じゃねーよ・・・」

「麻酔だよ麻酔」

「意識があるのに肉を切るのか?」

 

ゾッとした表情で

それは・・・い、痛いです・・・」

ニコは立ち上がり竜への麻酔の投薬量を

 

様子を見ながら試すしかないと話しながら

診療所までドラゴンを運んでいく

手術のためにメスなどの準備をツィスカがしていると

 

「今日はそっちじゃないぞ」

祝福のまじないが彫られた

金属ではない道具を取り出すニコ

 

人間の科学と相性の悪い幻獣ようの手術道具を見ながら

ツィスカが薬がそもそも危険だと気づきニコに言う

ニコもわかっていたので患獣の負担を減らす程度で

 

今回はケシの実から抽出したものを麻酔として使おうと言うと

先生、そんなもの持ってたんですか!?」

「何か悩みがあるとか!?それとも病気ですか!?」

 

本気で心配してくるツィスカに

俺は吸ってねーよ・・・」

さらに精製した奴を人間に使ってると説明する

 

竜に投与すると麻酔としての効果が現れる

弾を取り出そうと傷口を開いてみると

異物に反応し結晶化していた

 

弾と結晶を全て取り除き手術を成功させるニコ

ツィスカは銃創のことや弾によって中毒を起こしていたことに

気づけなかった自分を責める

 

獣医師見習い失格だ・・・それに魔術師としても・・・」

目を伏せ落ち込むツィスカ

人には効かなくても動物にならまだ魔術が聞くと思い

 

ニコの元に来たのにと

先生が気付いてくれなかったら・・・あたしこの仔を死なせて・・・ッ」

涙を流し自分の弱さや後悔を告げるツィスカ

 

・・・確かに、医者としては失格だ」

勉強途中だから銃創を見極められなかったのは仕方ないとしても

自分の力を過信し相談するという大事な選択肢を自分で棄てた

 

命が一つかかっているのに、だ」

「医者として、絶対にしてはいけないことだ」

「わかるか」

 

優しく諭すように言うニコ

涙をぬぐいながら

・・・はい」

 

答えるツィスカにニコは

・・・だがな魔術師としては違う」

処置を済ませ原因は取り除いたけど

 

回復しなければ意味がないと

お前の仕事はむしろここからだぞ」

魔術師ツィスカの力が必要だと言ってくれるニコ

 

竜は「リンドヴルム」と言われる流星の竜といわれる幻獣

竜は昔から水との結び付いているために

水を使い魔術の治療を施そうとするツィスカ

 

薬草を合わせ焚いたものを吸わせると

ビルケの杖 先端に花や草が付けられた杖を持ち

焚いている水の中に薬草を投下していく

 

お願い浄化して」

ビルケの杖をバサァと振り竜の身に煙を纏わせると

弱り眠っていた竜が顔を上げると

 

ビルケの杖の草がカサ・・・と枯れていく

竜に魔術が効き回復すると

よかった・・・!!」

 

優しく竜を抱きしめるツィスカ

もう大丈夫・・・あたしが・・・」

「ううん、あたしたちがあなたを宙に帰すよ」

 

新月の夜に竜を仲間の元に帰すため

外に連れ出すツィスカたち

あっ!流れ星!!」

 

いくつもの流れ星が空を飛ぶ

早く行け、お前の仲間だぞ」

ニコの言葉に呼応するように

 

翼を広げ宙へと帰っていく竜

両手を振り上げ笑顔でお別れをするツィスカだった

・・・医者としても魔術師としてもダメだというツィスカに

ニコが医者としてはダメだっただが魔術師としては違うと

おまえが必要だと言ってくれるニコがかっこよすぎる(*´ω`*)

涙や悲しい表情ばかりだったツィスカの満面の笑みが最後に見れてよかったです!

 

アルラウネを使った新薬

アルラウネが欲しいと言い出したツィスカ

魔術だけじゃなく薬でも色々と出来る事があるんじゃないかと

考えたツィスカは研究をしてみようと

 

昔麻酔などにも使われていたアルラウネを使った薬を

母の残した調合を参考に作ろうとするツィスカ

薬局にも売っているアルラウネだが

 

色々と胡散臭く本物が仕入れられるか怪しいので

自ら取りに向かうツィスカとニコ

アルラウネがある場所にたどり着くと

 

ナイフを取り出すツィスカ

掘り方の一つに剣で周りに輪を描くというものがあり

根の張りが強いアルラウネの根を先に切っておくツィスカ

 

逸話にある悲鳴がうんぬんは根が千切れる音がとも言われている

アルラウネの周りにナイフで輪を描き終えると

ニコに引っ張るように言うと

 

簡単にすっぽ抜けるアルラウネ

こんな感じでいくつか抜いていくのでお願いしますとニコに頼むツィスカ

ナイフで切るのに結構力が必要なため

 

引っこ抜くをニコにお願いする

今日は俺がお前の助手だな」

お互いが笑顔で見つめ合う

 

いくつかアルラウネを抜き終わった段階で

似たような薬草を見つけたニコが手を伸ばし引っこ抜くと

根っこの部分がモグラだった

 

診療所に帰ると

すごいですよ!これ本物のアルラウネです!!」

「あたしも初めて見ました!!」

 

言ってくるツィスカにニコは

いやお前アルラウネはただの薬草だって・・・」

ツィスカは本を片手に

 

これは幻獣のアルラウネですよ!!」

小動物型のアルラウネが確認されていて

その一体だと言うツィスカ

 

モグラのアルラウネは元気がなく横になったまま

どこか悪いのかとニコが触診してみると大変なことに気づく

こいつ・・・冷たいんだ脈もない・・・」

 

焦るツィスカ

し・・・死んでる・・・!?」

ツィスカの言葉に反応して手足がピクッと動きだし

 

ビックリした二人はアルラウネを落っことしてしまう

もぞもぞと動くアルラウネに

おいなんだこれ生ける屍かよ・・・・」

 

そんなと恐怖していたツィスカだが

・・・ひょっとして!!」

アルラウネは人型の植物であり植物型の人ではない

 

だからモグラのアルラウネも

『モグラ型の植物』・・・とか?」

アルラウネをそっと持ち上げるツィスカ

 

見た目が動物なだけの植物であるアルラウネを元気にするには

ツィスカの力が必要

薬草の病気予防に使っている抗菌剤を塗るツィスカ

 

きゅ・・・?」

少し元気になったアルラウネ

さっきは落っことしちゃってごめんね」

 

謝り薬草の方のアルラウネを使った鎮痛剤を試作するツィスカ

魔術で新しい新薬が出来たが重大な問題があった

なぁツィスカ一つ訊いていいか」

 

真剣な顔で聞いてくるニコ

その薬の安全性は一体どうやって確認するんだ?」

ツィスカは首を傾げながら

 

・・・えっ」

何も考えていなかったツィスカに頭を抱えるニコ

薬は身体に変化を及ぼすと言う意味で毒物と変わらないと

 

特にアルラウネが含むアルカロイド系は基本的に

動物にとって有害だと言うニコ

魔術で色々な薬を作れるツィスカだが

 

どれも過去の事例を積み重ねて効果が実証されているものばかり

だけど今回のは全く実績がに新薬

ぶっつけ本番で使うのはマズイ代物である

 

もしその薬に問題があって患獣が死んだらお前責任取れるのか?」

言われたツィスカは焦り顔に体調の汗をかき

目がグルグルと渦をまいたようになる

 

で、でも確認って・・・どうやって・・・」

ニコに聞くと

そりゃ生体実験しかないだろ・・・」

 

固まるツィスカにニコは

なぁ、お前んちって そういう時どうしてたわけ?」

解決の糸口になるかもと聞いてみると

 

たぶん・・・ぶっつけ本番で・・・」

ぐっと拳を握りガッツポーズで焦りながら言うツィスカ

まさかの公開人体実験にニコが頭を抱えていると

 

だっ大丈夫なんですッ」

「魔術はッ」

「術者の意図次第で効果を選べますから・・・ッ」

 

新薬を手に取りぐびっと飲んだツィスカは

そのまま倒れてしまう

ツィスカーっ!!」

 

倒れたツィスカの元に駆け寄り

アルラウネに含まれるアルカロイドの毒性を

どうすればいいかを必死に考えていると

 

スッっとツィスカの手がニコの手を握る

・・・せんせ♡」

「~~~~♡ムニャムニャ・・・」

 

眠りにつくツィスカ

薬を棄てたぁ!?」

「どういうことですか先生ッ」

 

起きたツィスカはニコが薬を棄てていたことに泣いて激怒する

ニコは早口で残った薬を棄て家の裏に埋めたと言い

調合記録も問題があるから棄てろと言ってくる

 

なんですかそれッ絶対何か裏がありますよね その言い方ッ!!」

ツィスカが言ってくるが

そんなことよりとアルラウネを返しに行こうとするニコだった

アルラウネ別名を「恋なすび」という

・・・まさかの新薬を飲んでツィスカがせんせ♡ってくるとは思わなかった(*´ω`*)

がっつり動揺するニコもかわいい

おまけの寝た直後の薬を廃棄しているニコが製造方法を記述した文書と間違えて

ツィスカの日記を見てしまい

 

そこに書かれていた先生好きだって言葉に動揺するニコがかわいい(*´▽`*)

その日の日記をつけるツィスカの表情と日記の内容が最高です!!

 

まとめ

わたしと先生の幻獣診療録」が面白い!

魔術師の少女:ツィスカと獣医師のニコが

幻獣や動物を助けるために手を尽くしていく姿

 

ツィスカが間違ったことをしたら、しっかりと叱り諭すニコのかっこよさが最高です(*´ω`*)

新薬で見せたツィスカの甘えた声と日記の中身を見て

動揺してしまうニコがかわいくて良かったです!!

 

わたしと先生の幻獣診療録のレビュー終わり!!この辺で失礼します

※上が電子書籍バージョン下コミックバージョン